人々に癒しと感動を届ける動物園や水族館。
一方で、限られた環境下で「生かされている」動物たちが、本能を満たせずにストレスを抱えている現実があります。

“ 動物が動物らしく生きる姿を見ることで、
子ども個人の成長だけでなく、社会における個性の尊重を学んでほしい “

私たち「よりそいLife with」は、アニマルウェルフェア（動物福祉）に基づき、動物が本来もつ能力を発揮できる環境を整備し、子どもたちに学びの場をつくることを目指します。

「よりそいLife with」が目指す活動

本プロジェクトでは、動物たちが本来の能力を発揮できるような環境づくりに取り組みます。

具体的には「食」に焦点を当て、食べるために「走る」「飛ぶ」「泳ぐ」といった自然な行動を促すことを第一フェーズの柱とします。
例えば、肉食動物が「食」のために「走る」「飛ぶ」といった本能的な行動を促す環境を整備し、その様子を子どもたちに見せることで、動物の本当の姿、生きる力を伝えていくことを目指します。

具体例：

• 世界最速のチーターが、全力で走れる環境の実現
• 水中で魚よりも速く泳ぐペンギンが生きた魚を捕まえる水族館
• 自由に飛び回り獲物を捕まえるフクロウの飼育環境の実現 など。

動物の飼育環境を整え、本来の動物の姿を学べる教育の機会を子どもたちへ提供していくことが「よりそいLife with」の活動目的です。

将来的には、動物園や水族館で多くの動物が本来の姿を取り戻すことが出来るよう、専門家や研究機関と協力し、最適な環境整備を行ってまいります。